皮膚病は、診察時に特に飼い主さんからの情報が重要になる分野だといえます。まず知りたいのは、その子の病歴、親犬や兄弟犬たちの病歴。
こうした背景的なことがとても役に立ちます。さらに皮膚以外の気になる点や異常な状態、発症の季節性や発情との関係、
食事の内容(現在だけでなく過去に何を食べていたかまで)、また性行動や排尿姿勢の変化などについても、できるだけくわしい情報をいただきたい。
そして私たちは、これらを総合的に分析したうえで、どんな種類の皮膚病が考えられるかを判断していくわけです。
下記の項目をチェックして、あなたの愛犬・愛猫を診断してみましょう。
感染病、または何らかの病気にかかっている恐れがあります。病気だった場合、早期発見が好ましいので、一度ご相談いただいた方が良いかもしれません。
ダニ等による感染病にかかっている可能性が高いと言えます。症状が進んでしまうと、それだけ治療にかかるリスクが大きくなるため、なるべく早めにご相談ください。